空気清浄機を天井につける(FP-AT3)
スギ花粉の憂鬱な季節がやってきた。
リビングに常設しているダイキンの空気清浄機を部屋に持ち込んで、フル稼働させて花粉を除去している。
しかし、普段から無いものを置くと場所を取る。加湿機能付きなので厚みも結構ある。
そしてこの加湿機能の手入れが面倒で、最近は使っていない。
この空気清浄機を、邪魔にならない場所に常設できないものかと調べてみると、壁掛けができるモデル等々が出てきた。
その中でも気になったモデルが、シャープの天井空清と銘打っている、シーリングライト一体型の空気清浄機FP-AT3-W。
引かれた点は、シーリングライトと一体なので電源不要という所。
壁掛けモデルの写真を見ると、どれも電源コードが写っていないが、実際に使うとなると電源が必要になるはず。
これなら天井に付けるだけで非常にスマート。
シーリングライトの中央に設置されたフィルターでゴミをキャッチ。
側面からプラズマクラスターイオンと共にきれいになった空気が出てくる。
天井に付けてちゃんとゴミをキャッチできるのか?
これについては、そもそも床に落ちる重さのゴミなら空気清浄機で吸い込めるものじゃないという事らしい。
そして空気を循環させているところは、シーリングファン的な効果もあると思う。
なぜならシャープは、ファン付きのLEDシーリングライトを以前販売していた。
お!っと思った時にはカタログ落ちしていて購入できなかったのを思い出す。
さらに、さくら色の明かりでリラックスという機能もある。
これもさくら色のシーリングライトも出していたなと思って商品一覧を見たら、いつの間にかカタログ落ちしていて存在すらなくなっていた。
こいつはシャープが開発した過去の目玉機能を寄せ集め結集させた究極のシーリングライトなのではないかと思う。
技術のリユース、すばらしい。
ひとつ問題なのが、重量が8.5kgあるので天井の強度確認が必要とのこと。
天井を叩いてみたらコンクリのような響きだったので、問題なかろうと判断。
ヤフオクを除くと過去に新品未使用が格安で落札されている。おそらく天井の強度不足で取り付けを断念したのだろうと推測する。
出物を待っていてもしょうがない。
価格.comの最安値よりも、Yahoo!ショッピングで5のつく日を狙った方がトータルで安くなる計算になる。
ちょうどヤフオクで不用品を売りさばいた売上金が貯まっていたので、ヤフーマネーにチャージ。
5のつく日を狙って購入。もちろんポイントサイト経由で少しでも還元する。
でかい。そして重い。
早速取り付ける。
まずは天井に付いてる電源ソケットのクリアランスを付属の測定ゲージを当ててみる。
金具に当てた状態で左側が浮いている。これだと本体吊下金具が干渉してしまう。
そこで、本体吊下金具にスペーサを張り付ける。
中央の黒いリングがスペーサー。両面テープが付いているので張り付けるだけ。
吊下金具を取り付けた状態。
天井の変色している部分は、取り外したシーリングライトのスポンジが当たっていた跡。
付属のネジで固定する。
これで金具の取り付けは完了。
続いて電源の取り付け。
このボックスが空気清浄機の後ろ側に来るとのこと。
ここで本体に向きがあることを認識。
吹き出し方向より、モニターが見える方向優先で取り付けることにする。
いきなり取付完了。
8kgもある本体を頭より高く持ち上げたまま、金具との固定を探るのは結構大変だった。
さくら色にしてみた。
まずは八重桜
写真を見た目に近い状態で撮影してみた。かなりピンク。
続いてソメイヨシノ
うっすらピンクな暖色っぽい感じ。
リラックス効果があるって言っても、どのタイミングでこれを使うのか謎。
空気清浄機も稼働させてみた。
手前の青いLEDが動作を教えてくれていて、赤いLEDは汚れや臭いを検知したときに点滅する。
これはスプレーを使用したときにガスを検知して赤くなっている状態。
赤から黄色(オレンジ)になってまた青だけに戻る。
フィルター清掃のタイミングなんかもLEDで知らせてくれる。
実際に使用してから気が付いたのは、部屋の電気のスイッチを習慣で切ってしまうと止まってしまうという事。
この時期だけ空気清浄機は常に回しておきたいので、リモコンで消灯させてから家を出るように気を付けている。
リモコンホルダーをスイッチの横に取り付けなければと思う。