キャブレターと点火系を交換
エンジン始動の3要素
良い点火
良い圧縮
良い混合気
しばらくキャブ車に乗ってないから忘れてた。
ドラッグスターの調子がイマイチ良くない。
エンジンはかかるけどアイドリングしないので、アクセルを開けて回転を維持しないといけない状態。そしてその際に黒煙がマフラーから出てくる。
白煙ならオイルが燃えてる=オイル上がりor下がりを疑うけど、黒煙なのでガソリンが濃い状態のはず。
プラグを外してみると、真っ黒クロスケ状態。清掃して再度トライするも変化なし。
キャブレター内部は詰まりに詰まっていたのをクリーナーで清掃したんだけど、オートチョークがエンジン購入時から一部破損していて、ちゃんと固定できていない。これが原因でチョークが効いたままなのかもしれない。
交換するにもヤマハのサイトで部品検索をすると14,000円もする。そして買っても原因は違うかもしれない。
それならキャブレターごと買ってしまえ!とヤフオクで入手。
左が入手したCVK26で右が純正CVK24(汚いのはご愛嬌w)
台湾直送でコミコミ17,000円くらいだったかな。外径寸法が同じなのでそのままポン付けできて口径アップ。購入時に車種を聞かれたので、ジェットを合わせてくれているらしい。
純正が2本ワイヤーに対して1本引きになっているが、載せ替え時に1本引きにしているので問題なし。
インテーク側から見ると、外径に対して内径が明らかに違う。そしてフロートにキャブヒーターが付いてない。台湾では年中暖かいので必要ないのかも。これはキャブヒーターのネジ穴加工をするか、フロート室を丸ごと交換すれば解決。
純正のワイヤーホルダーの位置が違うのはフレームに干渉するので加工したから。今回も取り付け前に加工した。
これで完全復活だろうとセルを回すも状況は変わらず。バッテリーも完全に上がってしまったのでジムニーから電力供給。再び力強くセルが回り始めるも変化なし。プラグも真っ黒になってる。
プラグが何度もカブってもうだめなのかもと思い、手持ちのプラグを探してみる。
新品を発見。しかもイリジウムw
再びトライしたところ、エンジンがかかり易くなってきた。いけるか?
何度か空ぶかしをしてたら少しアイドリングするようになってきたので、止まる前に急いでブースターケーブルを外してヘルメットを被って出発。近所をひと回りしてる間にカーボンが飛んだみたいで、完全にアイドリングするようになった。
ひとまずは乗れるようになったか??不安は尽きない。
なぜなら3要素の残る1つの点火系が怪しいから。
そもそもこいつを長期間放置した理由が、しばらく乗っているとエンジンが止まってしまい、しばらくするとまた動き出すというオーバーヒートしたような症状が出たから。
色々調べたけど原因が分からないまま、乗ることもできないので放置することに。
それが今回調べていた過程でかなり有力な情報が出てきた。
SE12Jの持病でイグニッションコイルの経年劣化による故障
・乗っているとエンジン止まり、しばらくするとまた動き出す。(初期症状)
・アイドリングしなくなり、ガスが濃くなったような症状になる。
ばっちり当てはまるので交換してみる。
現状はコイルを足元に固定して、ドラッグスターのエンジンに付いていたノロジーホットワイヤーを使いまわしてプラグまで繋いでる。
純正を買ったとして、プラグコードの長さが足りるのか?
社外でコイル・コード・プラグキャップを揃えないと付けられない予感がする。
と調べていて気になるものを見つけてしまった。
ダイレクトイグニッション(購入後撮影)
いや、上記3点をバラバラに買い集めると大差ない値段になるからさ。
配線は切りっぱなしになってるので平端子を取り付け。
これで準備完了。あとは交換するだけ。
エンジンは一発始動するも、フレームに干渉してしまうことが判明。
削れてしまった。。。
結局イグニッションコイルを購入して交換。
純正同形状コイルにプラグコード付きの汎用品を購入。コードの長さが足りない上に、このプラグキャップだとフレームに干渉する方向でしか取り付けできない。
結局ホットワイヤーを使いまわして取り付け。
あとはバッテリーを交換すれば乗れるはず。
でも不安しかない。