リアホイールベアリング点検
少し前からチェーンの辺りからたまに異音が聞こえていて、チェーンのグリス切れと言われてグリスアップしたら確かに消えた。
そして去年の車検時にまた鳴り出して整備も一緒にお願いしたら、チェーンではなくエンジンから聞こえるので、ドリブンスプロケットの付いてるカウンターシャフトのベアリングがダメになってる可能性があるとの診断。
走行1万ちょっとでエンジン内部がダメになるなんて考えられないんだけどなぁ、、、と思いつつも年数は経っているし、万が一を考えるとやらない訳にはいかない。
ベアリング一つの為にエンジン降ろして腰下分解。。。
飛んでいく諭吉が頭に浮かんで自分でやるか迷ったけど、さすがに原付とはサイズも重量も違うのでお願いすることに。
結局ベアリングに問題は無く、一応注文してあったベアリングに交換をしただけで終了。
今回みたいに開けてみないと分からない整備は了承の上でやってもらうので、工賃を払うことに文句は無いんだけど、やっぱり違うじゃんって言いたくなるよな~。
そのまま花粉~梅雨入りと乗ることもなく忘れていたので、原因追及をして不安なく乗れるようにしておきたい。
エンジンに問題が無かったので、残るは後輪とチェーンしかない。もう自分でやった方が早い気がする。
チェーンは交換しないと分からないので、後輪のホイールベアリングを確認してみることに。
まず後輪のアクスルシャフトのナットを、どこの家庭にもある36mmのソケットを使って緩める。
アクスルシャフトをプラハンでコンコンしながら抜き取る。ブレーキキャリパーを外すべきなのか分からないけど、面倒なのでそのまま外した。ホイールに当たって傷が付くかもしれないので、気になる方は先に外した方がいいかも。
順番にベアリングを回してみる。
ブレーキ側は問題なし。
ハブダンパー側も問題なし。
ここまでは予想通り。
ガタが出るとしたら、チェーンが直接かかっているスプロケットドラムの可能性が高い。
と思って回してみたらクルクル回る。ホイールが原因じゃないことが判明。
と、気になったのはスプロケット。
摩耗して尖ってきてる気がする。こいつが原因っぽい。
チェーンは購入時に社外品に交換されていたんだけど、スプロケットは純正のまま交換してなかったらしい。通常はセットで交換するものなんだけど。
とりあえずは消耗品が原因と判明して一安心。
エンジン整備工賃でチェーンとスプロケットセットとハブダンパーまで交換できたのは言うまでもありません。