典型的B型の自由な日記

その時々で興味があることを書いてます。

トラストインタークーラー干渉対策

JB23の7型以降はCPUチューンができる。もちろん10型も。

スイフトでCPUチューンの凄さは体感しているので、ジムニーもモンスターで書き換えようと思っている。

詳細についてはモンスターのサイトで。

ジムニー(JB23W)用フルレンジスポーツコンピューター モンスタースポーツ | MONSTER SPORT

気になったのは各スペックのグラフデータ。

ハイオク仕様でも気にしないので、レギュラー仕様のN1-Aは除外。

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N1-B(青線)とN1-C(赤線)はどちらもハイオク仕様で、それぞれ90psと95psにアップする。

N1-Cには前置きインタークーラー必須のチューニングデータ。

注目すべきは2000~2500回転のトルク。

N1-Cだけ格段に早く立ち上がっている=純正インタークーラーの損失が大きい。

書き換えの価格はどちらも同じなので、どうせならインタークーラーを交換した方が立ち上がりから乗りやすくなって面白そう。

前置きのインタークーラーキットは、大手メーカーだとモンスタースポーツとトラストから発売されている。

書き換えデータの関係上、他メーカーの商品を選ぶのは本来ダメなんだけど、そこはスイフトでも色々なメーカーのエアクリーナーやらマフラーを付けていたので、自己責任の範囲で両社を比較した。

両社のコア容量とタービンからのパイピングを比較して、トラストの方が効率が良さそうなのでトラストを選択。

Yahoo!ショッピングでポイント使って安く買えたってのもあるけど。

メーカー適合だとJB23の6型~7型くらいまで。MTのみでATはATFクーラーの移設が必要。

そして当たり前だけど、モンスターのバンパーとの適合はなし。

ATFクーラーは購入前にアルミステーを適当に作って移設しておいた。

まぁ何とか付くだろうと軽い気持ちで買ってみたものの、バンパーとガッツリ干渉する。

上側はオフセットカラーを作って車体後方へコアを逃がして、下側はバンパーをカットしてなんとかコア本体は収まった。

パイピングもタービン~コア間はちょっと調整して難なく収まるのに対して、コア~スロットル間はエルボーをカットして何とか取り付け完了。
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同時期に スキッドプレートもモンスターのFRPに変更した。コア最下段がバンパーとナンバーに隠れてるかな?ってくらいでほぼ全面が見えてる。

ホースバンドが緩むのか、シリコンパイプが熱で変形するのか分からないけど、しばらく走っていると、どこかが車体と干渉して特定の回転数でビビリ音が車内に響く。

調整しなおしても、しばらく走っているとまた干渉して音が鳴る。

じつは取り付けてる時点で、コア出口のステアリングギアボックス周辺がクリアランス的にかなりギリギリだった。

調べてみても、10型はみんなここが当たってしまって対策に四苦八苦している。

おそらくここらへんで干渉しているんだろうと確認してみる。

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目の前のATFホースが邪魔で隠れてしまったけど、赤丸で囲ったステアリングギアボックスのボルトと、シリコンホース(かホースバンド)が干渉してボルトの塗料が剥がれてしまっている。

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ホースも干渉していた部分が摩耗してしまっている。

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ボンネット側から見下ろした状態。ヘッドライト裏側のパネルにも干渉している。

この二か所を何とかしないと、ビリビリと車内に不快音が鳴り響く。

どちらも5~10ミリくらいのクリアランスしかないので、当たらないようにするのは無理と判断。緩衝材を使用して直接当たるのを回避するしかない。

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ギアボックスには家に余っていたスコッチの防水テープを使用。かなり厚めのウレタンに両面テープが付いている。

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右フロントタイヤ側から見た状態。分かりにくいが赤丸で囲った黒い物体がウレタンで、この下に干渉していたボルトがいる。この奥にもこちら側に向いて防水テープを付けている。車体正面から見ると、L字を鏡文字にした状態。

これでギアボックスと直接当たることは無くなった。次はヘッドライト裏の干渉対策。

ここがちょうど90度に折り曲げられてる角が当たっていて、ウレタンを張り付けても取れてしまった。

何かないかとホームセンターで物色していていい物を見つけた。

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コーナーに張り付けるウレタンのガード。

正式名称は分からないので、コーナーガードと呼ぶことにする。

これをカットして。

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短い方の内側に両面テープを貼る。

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開いた状態で角にテープを当てて張り付けるのがコツ。どうせ角が当たっているので端は付いていなくても大丈夫。

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パイプを力業で動かした隙に、干渉部分にコーナーガードを貼り付ける。

気休めにデッドニングで余ったレジェトレックスを貼って振動対策をしてみた。

これで干渉部分が直接当たることは無くなったはず。

エンジンをかけてACを入れて負荷をかけた状態で見まわしてみる。

ブローオフが結構揺れていて、キャニスターのステーと干渉しそうになっている。

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当たっても嫌なので、余ったコーナーガードをステーに被せてみた。

試走してみた感じでは、緩衝材を介して常に当たっている状態になったので、停車時にはアイドリングで微妙に音と振動は聞こえてくるけど、以前の干渉してビビリ音が盛大に鳴るよりは遥かにマシになった。

走り出してしまえばロードノイズにかき消されてしまうくらい。

あとはウレタンの摩耗など経過観察が必要かな。